吹かれて葺かれて、わたしは葦

方法的非方法。徒然なるままに。

マズル。目線。撃鉄。

人間のマズルは眼窩だ、鼻ではない。視線こそが弾丸。目線で殺す、という。本当に目に撃ち抜かれているんだと思う。人の視線が痛いのはそれが無数の弾丸だからさ。緊張するのも、目が離せないのも弾丸だからさ。優しい人はときに目をキョロキョロさせる。ああ、人に銃口を向けたくないんだね。逆に不思議なまでに目を見つめてくる人がいる。そんな君には、「とりあえず銃を下ろせ。」目を合わせたときに不快に思う人がいる。心地よく思う人がいる。銃にも柔らかさってあるのかもしれない。銃にも種類がたくさんあるんですよね。ミリオタの知り合いはきっとうれしそうに話に乗ってくれます。できるなら、弾数の少ない銃がいいですね。持つならば。ここは銃社会ではないので、目線の銃くらいは磨いておきたいものですね。殺すために、ではなく。